ピル処方
ピル処方
ピルは一般的に女性ホルモンを含む経口避妊薬のことを指していましたが、最近では様々な種類のピルがあり、避妊を目的としたものだけではなく、子宮内膜症や月経困難症の治療、緊急の避妊薬としてや月経の移動などにも処方されるようになりました。
旅行やイベントなどを生理に煩わされることなく楽しみたいという時には、ピルの服用で生理周期をずらすことができます。
移動したい月経の前月の月経中か、終了してから来院してください。移動したい月経日の前月の月経開始から5日以内に来院すると、生理を早めることが出来ます。また、移動したい月経予定日5日前から服用すると、生理を遅らせることが出来ます。当院ではしっかり効果が出るよう中用量のピル(プラノバール)を使用しています。
低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンを含む経口避妊薬です。女性ホルモンの働きをコントロールして排卵を抑制することで、高い避妊効果が期待できます。
また、低用量ピルには月経の周期を整える効果や、月経に伴う症状(月経痛など)を軽くする効果もあり、月経の周期が乱れている方には月経周期の調整、月経に伴う症状がつらい方には症状軽減のためにも使われています。
わが国では、避妊目的で使用されるものをOC(Oral Contraceptive)、月経困難症や子宮内膜症の治療に使用されるものをLEP(Low dose estrogen-progestin)と呼んでいますが、どちらも一般的には低用量ピルという名前で知られています。当院ではOCであるトリキュラー28・マーベロン28・ラベルフィーユ28・ファボワール28を扱っています。
アフターピルとは、望まない妊娠の可能性がある場合に、推奨されている時間内にできるだけ早く服用することで、妊娠を阻止する効果が期待できるお薬です。
性交後72時間以内(3日以内)に服用することが必要ですが、できるだけ早く服用することでより高い避妊効果が得られるので、早めの来院をおすすめします。当院ではレボノルゲストレル錠1.5㎎(ジェネリック)を使用しております。
※アフターピルの避妊率は100%ではありません。正しく服用した場合でも妊娠を防止できないケースもあります。
料金(税込) | |
ピル 初診カウンセリング | 1,100円 |
ピル 1シート | 2,200~2,750円 |
ピル 採血 | 3,300円 |
ピル がん検診 | 5,500円 |
アフターピル緊急避妊レボノルゲストレル (カウンセリング+薬) |
8,200円 |
月経調整 (カウンセリング+薬) |
4,400円 |
※ピルを使い慣れていらっしゃる方でも、当院で最初にピルを処方するときに問診などを行わせていただきます。ご了承ください。
※当院では12シート服用後に採血(自費)を行っております。